操作方法

手順

ストレス測定する時は、電極が額に密着するように
ヘッドセンサーにあて、
両手で軽くハンドセンサーを握ります。
測定を開始すると、自動的に体に4つの部分を順次測定していき、
1分以内で測定が終了します。
この時、貴方に与える微弱な電流(刺激)に対して、
貴方の体どう感じているか、
どう反応するかの電気信号
(発汗・血行・こりなどの変化は微弱な
電気信号を変化させます)を、センサーが捕らえ、
データを処理してストレス値と表示します。

ストレスについて

ストレスには精神的に「昂った状態」「抑制された状態」の二種類があります。「昂った状態(緊張)」とは、例えば、心臓がドキドキし、汗ばみ、驚いたりした時の状態であり、「交感神経が優位の状態」と表現します。

このような状態を放置すると、動悸息切れ、高気圧、便秘、いらいら、不眠などの原因になります。「抑制された状態(鎮静)」は、逆に心拍の減少、血管の拡張した時の状態であり、「副交感神経が優位の状態」と表現します。

このような状態を放置すると、めまい、吐き気、アレルギー体質、下痢、視力低下、無気力などの原因になります。このような貴方の体の変化をセンサが感知して、「昂ぶった状態(緊張)」
+100(+50)から「抑制された状態(鎮静)」
-100(-50)
まで表示します。

具体的には、体の状態の変化(毛細血管の血量の変化、リンパ液量の変化)を電気的な変化量(生体ポテンシャル)としてストレス測定し、データ解析し、ストレス値として表示します。

一般的に交感神経が優位な状態はストレスを強く感じており、逆に副交感神経が優位な状態はリラックスしていると言われています。この両者が働き合ってマインドバランス(自律神経)は安定した状態を保ち、バランスが取れた状態のストレス値の範囲は
-15~+15
となります。

ストレス測定の技術

ストレス測定の技術には、主観・認知系反応技術(問診)と生理指標の計測技術(生体情報)の2つに大別され、 生体情報技術には10種類あります。この中でストレス測定865の原理は皮膚電気活動を利用しています。

マインドバランス(自律神経)のストレス測定をすることは、常に交換神経を副交感神経との適正なバランス(5:5)に心掛け、健康な身体を維持することにつながります。

又、ストレス測定は寝不足や、運動後イライラしている時は避けて下さい。深呼吸をして、安静な状態で 測ってください。 ストレス測定器やストレス計は医療機器ではありませんので、飽く迄、心配な結果が出た場合は、 専門の医師にご相談下さい。

ストレス測定の重要性

ストレスは測れるものなのでしょうか。
ストレス値を測ると言うことは、
その人が興奮状態~沈静状態かを測ることです。
心拍数・血圧・体温・発汗時のそれぞれの状態を
センサーで測定し、
その心因的環境を分類評価します。

ストレス測定は、私達が普段病気になりにくい状況で
居られるかどうかを判断する大切な行為です。
正式なストレス測定は、厚生労働省の
57項目の自分チェックの方法で、
項目の数により、医師が判断することになっています。

ここで言うストレス測定は、
厚生労働省の指導に沿って測定ではなく、
飽く迄、日頃の生活のストレスの目安となるものです。
ストレス測定をすることで、自分自身のストレス環境を
察知することが可能になって来ます。
ストレス測定を地域や企業で、健康フェアの時に
参加者のコミュニケーションとして、
取り入れることにより、一層の健康診断の
動機付けとなります。

ストレスは病気の大きな要因にもなりますので、
是非ストレス測定の機会を増やして、
健康生活を送っていただきたく思います。